憲法記念日を迎えて

昨日のミニ集会&ピースパレードにて…

 

みなさん。こんにちは!昭和22年の今日、私たちの日本国憲法が施行(しこう)されました。そして、一度の改正もなく本日を迎えることができました。
しかし、米朝関係の悪化等で、憲法改正の動きがさらに強まる傾向にあります。
そこで、憲法を大切に守っていきたいという思いから、日本国憲法についての話を少し昨年に続き、改めてさせていただきたいますね~。

みなさん、改憲派による、「日本国憲法は占領下における押し付け憲法である」という批判を聞いたことはありますか。
しかし、この主張はまったく事実ではありません。
なぜなら、日本国憲法は、国民の直接選挙により憲法改正案を審議する特別議会がつくられ、そこで審議され可決されたのです。
また、憲法施行後に、極東委員会から日本政府に憲法改正の要否の検討の機会が与えられながら、当時の政府は、改正の必要はまったくないとしたのです。
これらのことからも、日本国憲法は、押し付け憲法などではありません。
また、よくいわれることに、「他国は、何十回も憲法を改正している。憲法も時代への適合が必要だ」というものがあります。
しかし、他国の憲法は、法律で定めるような細かい内容が多く含まれ条文も多いのに対し、日本国憲法は、人権と統治についてのわずか99条のみで成り立っています。
憲法の構成・性質が、他国の憲法とはまったく異なっており、私たちの日本国憲法は、時代に迎合することなく適応できる世界に誇るべき『憲法』なのです。
日本国憲法の本質を一言でいうと、憲法の中核といわれる13条前段に、「すべて国民は個人として尊重される。」とあるとおり、「個人の尊重」です。13条では、他の条文にはない、「個人」ということばが使われています。この趣旨は、たったの1人、たったの一人の権利であっても、尊重されなければならないというものです。この点は、絶対に守っていかなければなりません。

私たちは、私たちの子孫(しそん)から未来を預かっているのです。人権の保障されない社会は、人間の社会ではありません。すべての人が、笑顔で生きていける平和な社会を守っていきましょう。

また、この場をお借りして、吹田市政についても少し、述べさせていただきます。吹田市政においても、様々な場面で、人権侵害を正当と主張してくる風潮があります。
たとえば、こともあろうか、議会で、市は、「法令違反の事実がなくても、疑いのみで懲戒処分までできる」、また、「個人情報漏洩は違法ではない」などと主張しています。法律家の指摘されても、それらの主張を変えませんでした。
他にも、市は、職業安定法や労働基準法にまで違反していますし、議会や委員会では、虚偽答弁が繰り返されています。
このように考えられないような市政がなされており、最近は、ますます、拍車がかかっており、早急に是正しなければ、吹田市の未来も危ないと感じています。私も、さらに努力していくのは、もちろんですが、みなさまも、どうか、お力を是非、お貸しください。
今、吹田の議会においても市民の代表たる市議会議員の質問時間を議員自ら制限しようという流れが作られています。その理由は、市の超過勤務手当是正への協力。その五分の質問で税金がもっと節約できる内容の方が価値高いとかんがえますがいかがでしょうか。
その一つとして、お忙しい中大変恐縮ですが、市議会の傍聴にも、ぜひ!!いらしください。インターネットでも議会の様子をご覧になってください!!
そして、一人でも多くの方がお声を上げてください。私たちがそのお声を届けていきます。

本日、無事、この日を皆様と迎られたことに感謝します。
本日はどうぞ、よろしくお願いします。

 

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