<虚偽答弁ではないと市が主張するもの>

まず、以下の[1]の私の議会質問とそれに対する市の答弁をご覧ください。

 

[1]平成28年11月議会(平成28年12月6日)質問及び答弁 

※吹田市HPより抜粋

(五十川) 

次の質問に参ります。職員の服務規律等について質問いたします。
 吹田市では、①上司へ虚偽の報告を複数回行ったことや、②部長決裁の行政文書を課長決裁で恒常的に行っていたこと③議会中のたび重なる居眠りや、④市民への虚偽説明等の行為は、地方公務員法のいずれの規定にも違反するとはならないのでしょうか。それらの行為を行った職員に対しての懲戒処分等は一切ありませんでした。この点について、担当部より全職員、市民の方々が納得できる明確な説明をください。」

 

(総務部長)

「議員御指摘の、①上司への虚偽の報告を数回行ったこと、②部長決裁の行政文書を課長決裁で恒常的に行っていたこと③議会中のたび重なる居眠り、④市民への虚偽説明等については、事実を把握いたしておりませんので、そのような実態があるならば、事実を確認の上、適切に対応してまいりたいと考えております。以上でございます。」

 

(五十川) 

「処分には至らなかったではなく、事実を把握していないとおっしゃいますのでいたし方ありませんが、以下、申し上げた上で再度質問いたします。
 市は事実を把握していないと断言されましたが、そのはずはありません。なぜなら、まず部長決裁の行政文書を課長決裁で行っていた総務部内の継続的不適切行為については、総務部の複数の職員がおっしゃられたことであり、それについても総務部の相応の職階にある職員は、以下の職階の関係職員にも、各上司から注意、指導したと明言しています。その文書の記録もあります。
 次に、職員による市民への虚偽説明については、総務部がその事実を認めた上で、その理由を行政の無謬性と明言されておられます。念のため申し上げますと、行政の無謬性という言葉は、行政に誤りはない、行政は誤りがあっても認めてはいけないということを意味するものとされています。不適切きわまりない発言です。
 そして、その後、職員による市民への虚偽説明や上司への複数回の虚偽報告や、部長決裁の行政文書を恒常的に課長決裁で行ってきた不適切行為については、今から約3カ月前に人事室に文書でも詳細に伝えております。行政文書としても残っております。さらに、度重なる居眠り行為についても、別件の虚偽報告を複数回受けた人物に伝えております。また、その行為については多くの方も御存じです。」

 

吹田市の総務部長答弁は上記のものでしたが、次に、下記[2]に記載した上記[1]の②の不適切行為に対する上記[1]の総務部長答弁の約4ヵ月前の吹田市総務部次長からの回答文をご覧ください。

 

[2]上記[1]の②の行為についての吹田市総務部次長市の回答(平成28年7月27日)

 

最終決裁者である総務部長には包括的な責任がございますことから、副市長から口頭で厳重注意を受けております。次長以下の関係職員に対しましても、それぞれの上司から、より慎重で正確な事務処理を行うよう注意指導しております。

 

さらに、上記[1]の総務部長答弁について、市に、「虚偽答弁ではないか」と質問された市民の方への市の回答分を下記[3]で紹介します。(御本人の了承はもちろん得ております。)

 

[3]平成29年9月11日付吹田市総務部長名回答文書

 

「平成28年(2016年)11月定例会における、総務部人事室所属の一般事務非常勤職員の時間外勤務命令に関する御質問に対する総務部長答弁では、答弁の当日までの当該非常勤職員の時間外勤務状況をご答弁申し上げたものであり、質問議員の御質問内容と総務部長答弁の内容にずれが生じていることは事実でございますが、答弁内容に虚偽はございません。

 

皆様、この意味不明の文書をどう思われますか。市が何を言っているのか理解できますか。虚偽回答を認めたくないばかりに、無茶苦茶といえるまったく意味の分からない回答になっているとしかいえません。上記[1]の市の答弁が虚偽のものであるかについては皆様の感じられたとおりでしょう。

 

また、[1]の②についての続編と、①、③、④については、また、お伝えしていきたいと思います。

 

現在、開会中の平成30年5月議会では、市には適正な答弁をしていただきたいと思います。なお、私の質問は、6月18日(月)の午前か午後一番の予定です。しかし、何かが起きる、起こされるかもしれません。

なぜなら、以前、市にとって不都合であろう議会質問をした際には、質問の約10分前に、総務部の男性職員4、5名が突如、押し寄せてこられたことがありました。

また、市民部においては、答弁調整で部長自ら答弁しないとされた答弁を平然とされたこともありました。(これについては、それにとどまらず、後日、そのようなことは言っていない旨主張されておられます。)そして、今はあえて差し控えておきますが、このほかにも、たくさんのことがありました。

 

市民の皆様、是非、18日の議会質問を傍聴またはインターネット中継で御覧ください。

(4番目ですので、11時半か13時からくらいです)宜しくお願いいたします。

 

 

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