西日本豪雨により亡くなられた方に対し、改めて心よりご冥福をお祈りいたしますとともに、御遺族の方々に対し心よりお悔やみ申し上げます。同時に、被災された方々に心からのお見舞いを申し上げます。
市民の皆様、豪雨の影響で地盤がゆるんでおりますので、お気をつけくださいますようお願いいたします。
以下、お伝えします。
7月6日(金)11時10分頃から、吹田市議会第一応接室で、都市魅力部文化スポーツ推進室の職員2名より「メイシアターの現況・今後等」についての説明がありました。
※市職員からの説明
6月18日(地震発生日)
・施設管理者(文化財団)による確認。市職員(文化スポーツ推進室)は事務所で報告を聞いたのみ。
・その後、メイシアター大・中ホールの特定天井を保守点検等業者が目視確認。
6月19日
・副市長、文化スポーツ推進室職員、資産経営職員がメイシアターの現況を確認。
・保守点検業者の報告は、
「大ホールは、座席の8割ぐらいのところに粉が落ちていた。これは、天井の破片等であり、内部が折れている可能性もあり危険度が高い。」、
「つり金具の湾曲の部分のスポットの前のところもずれているので、内部が折れている可能性がある。」、
「留め具全体がダメになっている可能性もあり。」とのこと
議員からの質問に対する市職員の回答
Q 市長が、震度4や5では落ちないと言っていたが?
A そのようにおっしゃっていましたが・・・・・・。
Q 方針は、いつ決めるのか?
A 9月議会に予算として提案をしたいという目標を持っている。昨日(7月5日)の企画会議で、担当としての方向性を市長にも話した。
Q 業者からの点検結果報告等の文書はあるのか?
A 口頭のみのやり取りである。
Q なぜ、ホームページに損傷の詳細を載せないのか?
A 近々載せたいと思っている。
Q 中ホールの状況は?
A 板が外れていたのみ。粉はなかったと聞いている。
Q 小ホールの状況と落下物は?
A 細かく聞いてない。確認する。
Q やむなくキャンセルされた方の保障は?
A 損害賠償等は、公立文化施設協議会の保険に入っているが適用されないと聞いているため、問い合わせがあった場合は、補償できないと伝えている。
Q 中ホールについての安全性について、市民の方々に対してどう答えているのか?
A こちらで把握しているのは電話の問い合わせは1回しかないが、既存不適格等については言わず点検しているので大丈夫と答えている。
Q 豊中市のホールは直天井で被害はなかった。何が違うのか。
A 豊中市については調べ切れてない。工事発注方法が違うかもしれない(吹田市は分離発注)。工事については、オリンピックの時期まで待つのではなく、入札不調することのないようにしたい。
他、市職員からは、
「(メイシアターの改修工事の予算が)26億円から40億円になったのは特定天井等を直天井にするため、また、休館の期間が変わらないということは、前の担当職員から聞いていた。」と説明がありました。
市民の皆様、どのように思われたでしょうか。以下に、平成29年7月の「いそゆかニュース Vol.9」の第一面の一部を改めてお伝えします。
なお、明日11日(水)には、市から大阪北部地震関連の報告があります。
ところが、市は、「議事録も作らないし、市民傍聴もさせない。」と主張しています。
理由は、「今後まだ動く可能性のあることまで議員に報告しても議員はその点を考慮(配慮)してくれるが、市民に報告すると内容が独り歩きすると困るから」とのことです。
当然、私たち会派からは、「全員協議会であれば傍聴できるのに市長部局の報告会なら市民の方が傍聴できないのはおかしい。」、「市が秘密会のようなことをするのは市民から見ておかしい、納得できない。」、「市民の方がいろいろ知りたいから報告してもらうのではないか。それができないのはおかしい。」と伝えました。でも、市は、市民の方には公開せずにする予定です。
11日(水)の報告の中では、私の予想ですが、市長からは、別の問題である中央図書館の脆弱な耐震性による建て直し等と自ら政治判断として危険性を指摘されながら改修しなかったメイシアターのホールの天井を意図的に混同させて、「ピンチを再構築のチャンスに変え、両施設を含めた総合的先進的文化施設の拠点づくりをする」とか、「市の財政のスリム化を図るため、(損傷状況を市民には伝えていない)いくつかの市の施設を閉鎖する。」など、責任をあやふやにするような発表があるかもしれませんね。
また、お伝えします。
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