<説明を拒否した吹田市の驚くべき市民対応について>
以下に、吹田市の驚くべき市民対応についてお伝えいたします。
先日の2月14日に、ある市民団体の方々が吹田市役所に来庁され、市民部情報公開担当窓口において、昨年の吹田市情報公開条例改正を含め、吹田市の情報情公開制度について、市に説明を求められました。
しかし、驚くべきことに、議会の準備を理由に、吹田市は情報公開制度について市民の方々への説明を拒否したのでした。その市民団体の方は、一週間前に吹田市にアポを取っておられたにもかかわらずです。
また、当日も、「管理職の職員からの説明でなくてもいいので説明してほしい」と言っておられるにもかかわらずです。
それどころか、市民団体の方の「吹田市民が市政について説明を聞きに来ているのに、吹田市は、説明を拒否するということでいいですか」との問いかけに対して、吹田市の管理職は、「拒否ということで構わない」、そして、「公にしてくれてもいい」とまで言ったのでした。
また、市民団体の方々からの他の問いかけに対しては、吹田市の職員は聞こえないようなふりで返答しませんでした(聞こえないわけがない距離でした)。考えられないことです。
これまで、その市民団体の方々は知る権利が保障されていくために、関西の10近くの市町村で、情報公開制度についての同様の活動をされておられますが、「市の情報公開制度の説明を拒否した市町村は吹田市がはじめてである、また、このような対応もはじめてである」と大変、驚かれていました。
その市民団体の方から私も同行してほしいといわれており、私もこの現場におりましたので一部始終を見ておりましたが、市民団体の方々の行動、言葉遣い等に問題などまったくなく、市が拒否できる理由も許容性もなかったとしかいえません。
(市民団体の意向により、私は、この様子を静観しておりました。)
また、吹田市のこの対応は、吹田市情報公開条例第26条第1項の規定により、昨年の吹田市情報公開条例改正にかかる吹田市情報公開運営審議会の答申の留意事項にも反するものともいえます。
この日に、吹田市は、「市民から情報公開制度について聞かれても、説明をしてほしいと言われても回答や説明を拒否してもよい」ということを指し示したこととなります。
少なくとも、憲法や法令で保障されている市民の権利である吹田市の情報公開制度については、事前に連絡があったとしても市の都合次第で少しの時間の説明さえも拒否していいということになります。
「吹田市の情報公開制度についての市民への説明を拒否する」とまで言い切る吹田市の姿勢ですから、吹田市は、情報公開制度自体が成り立たないと言われても仕方ありません。。
そして、また、この事例は、市民の皆さまがたとえば、健康保険や介護保険、税金等の手続きのため吹田市役所に来庁され、お手続き前に制度の説明を少し求めても、吹田市からその説明を拒否されるかもしれないということさえ示しているといえます。
皆さまは、どうお思いになられたでしょうか。また、お伝えします。
なお、「集会所については地震で倒壊の危険性があるが、恒久的ではない市民の利用については問題ないと市が判断した」客観的根拠についての連絡等はいまだに市から一切ありません。これも残念なことに市民部です。
コメント
コメント一覧 (1件)
吹田市は悪い意味ですごいですね。説明を拒否するなど有り得んでしょ。まして、役職についてない職員からの説明でいいと言ってるのにでしょ。一切、言い訳できないですね。終わってますね。